日本に1台しかない「レッドサラマンダー」九州の災害地に派遣! で、「レッドサラマンダー」ってどんなヤツ??
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全国で唯一、愛知県岡崎市に配備されている全地形対応車「レッドサラマンダー」が、7日、九州豪雨の被災地、大分県日田市で救援活動を行った。5日夜、総務省消防庁からの依頼で、九州豪雨災害に対応するため出動した。
「レッドサラマンダー」は、日本に一両しかなく、一般の車では走行できない荒れ地や津波などで浸水した場所も走ることができる。災害救援での出動は今回が初めてで、現地での活動が期待される。
レッドサラマンダーとは?
サラマンダーという響きは精霊的な、あるいはポケモン的な何かを連想させるが、キャタピラのついた屈強なボディは連結式のゴム製クローラー方式車両となっている。
レッドサラマンダーは東日本大震災の教訓をもとに総務省消防庁が設置したもので、津波被害があった地域でも活動できるように、一般車両では走れない荒れ地や段差、がれきの上に加え、水深1.2mまでは走行できる。
全長8.2m、幅2.2m、高さ2.6m。車両重量約12t。総排気量は7240cc。
前部シャシーに4人、後部ユニットに6人が乗れる。最高速度時速50㎞、最大登坂能力50%、最大乗り越え段差60cm、最大溝乗り越え幅2m、水深1.2mまで走行可能で気温マイナス30度にも耐えうる。
すごいぞ!レッドサラマンダー!!