え??空飛ぶサケにびっくり!!
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ゴンドラに屋根付け、20匹吊るし
【登別温泉】登別市の「のぼりべつクマ牧場」は3日、サケを乾燥させて熊の餌のトバを作るため、ゴンドラ「とば号」の運行を始めた。冬の風物詩として定着した「空飛ぶサケ」を来場客が楽しんだ。
話題づくりを兼ねて2012年から始めた。施設内のロープウエーの貨物用ゴンドラ2台にサケ形のプレートと屋根を取り付けた。各20匹つるし、片道約1・2キロを日中行き来させ、1週間ほど干す。担当者は「寒風にほどよくさらされ、どの餌よりも熊の食いつきが良い」という。
今年は近くの港で揚がるサケが不漁といい、仕入れは260匹と過去最多だった昨年の600匹から半減した。出来上がったトバは小分けにして来場者に販売し、牧場の熊に投げて食べてもらう。
夫婦で温泉旅行に来ていた千葉県の会社員更井孝之さん(50)はすれ違ったとば号に目を見張った。「何も知らないで乗っていたらびっくりした。面白い光景ですね」と話した。運行は来年3月下旬まで。
今年は近くの港で揚がるサケが不漁といい、仕入れは260匹と過去最多だった昨年の600匹から半減した。出来上がったトバは小分けにして来場者に販売し、牧場の熊に投げて食べてもらう。
夫婦で温泉旅行に来ていた千葉県の会社員更井孝之さん(50)はすれ違ったとば号に目を見張った。「何も知らないで乗っていたらびっくりした。面白い光景ですね」と話した。運行は来年3月下旬まで。
出典:北海道新聞